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(2019年版)5分で出来る!インスタグラム広告の出稿方法

 

SNSに広告を出し、集客増加やブランディング効果などを狙うSNS広告。「フェイスブック(Facebook)広告」や「ツイッター(Twitter)広告」などの種類があり、BtoC業種を筆頭に、近年ではすっかり企業のプロモーション手法として定着しています。

その中でも、若年層や女性層に効率的にリーチするための広告として注目されているのが「インスタグラム(Instagram)広告」です。

インスタグラムは2019年6月時点でアクティブユーザーが3300万人を突破しました。これはフェイスブックの2800万人をすでに超えており、これからも伸びしろがあるインスタグラムのポテンシャルは大きいといえるでしょう。

しかし、インスタグラム広告を上手く運用するにはコツが必要で、やみくもに設定を行うと出稿ミスを招いてしまうこともあります。

そこで今回は、近年魅力を増しているインスタグラム広告の特徴や、実際の広告の出し方を注意点を併せてご紹介します。「インスタグラム広告の導入を検討しているが、広告の出し方や注意点が知りたい」という企業担当の方はぜひご覧ください。

 

インスタグラム広告の特徴

 

 

まずはインスタグラム広告の特徴を見ていきましょう。

 

インスタグラム広告について

「インスタグラム広告」はその名の通り、画像や動画などでコミュニケーションをとる大手SNS「インスタグラム」が提供する広告サービスです。

日本では2015年10月から導入されており、100円から出稿可能なので、自社に合わせた設定をきちんと行えば細かく予算管理しながら広告の運用ができます。

実際にはニュースフィードやストーリーズなどに広告が掲載されますが、「ネイティブ広告(掲載先のコンテンツと違和感がないように調整された、自然なデザインの広告)」なので、SNSユーザーに広告として煩わしく思われにくいことなどがメリットとして挙げられます。

 

インスタグラム広告の特徴

インスタグラム広告自体は、実はフェイスブック広告と同じプラットフォームを利用して出稿作業などを行います。インスタグラムはフェイスブックグループなので、同じシステムが使えるというわけです。

フェイスブック広告ではターゲットユーザーの年齢や性別、地域など、細かい属性決めを行って広告の配信ができます。同じプラットフォームを使っているインスタグラム広告でも、そのメリットを受けられるのは魅力的といえます。

インスタグラムのメインユーザーは、10~20代の女性です。また最近はインスタグラムを使用する男性も増えているので、特にスタイリッシュなアパレルなど、若者向けの商品やサービスを提供している企業とインスタグラムの相性は抜群といえます。

 

インスタグラム広告を出すために必要なもの

 

 

インスタグラム広告を出すためには、基本的に以下の3つが必要になります。

・インスタグラムアカウント
・フェイスブックアカウント
・クレジットカードなどの決済手段

 
インスタグラムアカウントがなくてもフェイスブックの「ビジネスマネージャー」アカウントがあれば、インスタグラム広告は配信できます。

しかし、それだと広告を掲載してもインスタグラムのアカウントをフォローしてもらえないなど不利な面が多いです。インスタグラム広告の出稿を検討しており、まだインスタグラムのアカウントを作っていない場合は、この機会にぜひ作成しておいてください。

また、決済についてはクレジットカードだけでなく「PayPal」など複数の方法から選択できます。自社に合った決済方法を選択してください。

インスタグラム広告の出し方

ここからは、実際にインスタグラム広告の出し方をご紹介していきます。
流れごとに説明していきますので参考にしてください。
 

流れ1:フェイスブックアカウントとリンクさせる

 

 

まずはインスタグラムアカウントと、フェイスブックアカウントをリンクさせます。

フェイスブックの自社アカウントページを開いて、右上の「設定」ボタンをクリックします。そして管理画面左側にあるメニューから、「Instagram」という文字とアイコンがかかれたメニューをクリックします。

 

すると右側に「FacebookでInstagramを管理」という画面が出てくるので、画面中の「ログイン」ボタンをクリックして、自社インスタグラムアカウント情報を入力してログインします。

 

ここまでで、フェイスブックとインスタグラムアカウントのリンク作業は終わりです。

 

流れ2:広告を出すための目的を確認する「キャンペーンの目的の選択」

 

 

次にキャンペーンの目的を選択していきます。
適切な広告配信をするために重要な作業なので、しっかり覚えておきましょう。

 

まずは「Facebook for business」にアクセスし、上部「広告」メニューから「Instagram」をクリックします。すると「広告を作成」というボタンが表示されるので、クリックしてキャンペーン目的選択画面へ移動します。

 

キャンペーン目的選択画面では、以下のように目的を各項目から選択できます。

・ブランドの認知度アップ
・トラフィック
・コンバージョン

 

認知度アップであれば「ブランドの認知度アップ」、資料請求やサービス登録などが目的であれば「コンバージョン」など、自社が設定した目的を選択しましょう。

広告に限らずすべてのマーケティング戦略にいえることですが、達成したい大きい目標(マクロコンバージョン)や、それに伴う小さい目標(マイクロコンバージョン)などの設定は必要不可欠です。

このプロセスで目標設定に迷った場合は、マーケティング戦略自体をもう一度見直した方がいいかもしれません。

 

流れ3:配信ターゲットを決める「広告のセット」

 

 

次に広告のセットを行います。広告のセットでは以下の3つを設定していきます。

・オーディエンス
・配置
・予算と掲載期間

 
それぞれについて解説していきます。

 

オーディエンス

オーディエンス(ターゲットユーザーのような意味)では、「地域」「年齢」「性別」など、細かい属性設定を行うことで、ターゲットユーザーにピンポイントに広告配信されるような調整ができます。

オーディエンスを設定するときは、事前に「ペルソナ」を組み立てておくと安心です。ペルソナを決めておけば、「この地域に住む、こんな趣味を持った20代の男性サラリーマン」など細かいターゲットユーザー指定がすでに決まっているので、インスタグラム広告のオーディエンス設定もスムーズにできます。

 

配置

「配置」では、広告をどのコンテンツへ配信するかなどを決定します。
ここで注意しておくべき点として、広告はインスタグラムだけで配信されるわけではないという点が挙げられます。正しく設定しておかないとフェイスブックなど、他の関連コンテンツにも広告表示されてしまい、
予算を無駄に使い切ってしまう要因
にもなります。

インスタグラムのみで配信したい場合は、インスタグラム関連の項目のみにチェックを入れるなど、細かい設定を忘れないようにしましょう。

もちろんフェイスブックなど他コンテンツとの相性がよい場合は、インスタグラムに限らず、他コンテンツまで含めた配信を考えてもいいでしょう。自社のマーケティング戦略に合わせて配信先を決めましょう。

 

予算と掲載期間

「予算と掲載期間」では、広告の予算と掲載する期間を設定します。
掲載期間は以下の2つから選べます。

・広告セットを今日から継続的に掲載する
・開始日と終了日を設定

期間限定のキャンペーンであれば期間を設定した方がいいかもしれませんが、長期的なブランディング目的の広告であれば、
期間を決めず予算ギリギリまで配信すると最大限の効果が見込めます。

予算は少なすぎると配信数が限定される可能性もあるので、ある程度余裕を持って確保した方がいいでしょう。

 

流れ4:インスタ映えに欠かせない画像や動画など「広告の設定」

 

 

最後に、インスタ映えに欠かせないきれいな画像や動画などのクリエイティブをアップロードして、広告の設定を行っていきます。

広告として使う画像や動画などに
テキストと思わしき内容が20%以上入っていると、配信が規制されたり、配信されなかったりする可能性
もあります。

フェイスブックでは、画像中のテキスト率などを判定する「テキストオーバーレイツール」を提供しているので、そういったツールを活用しながら配信規制に引っかからないように注意しましょう。

また広告がよくても、リンク先のLPが広告内容とずれている場合や、品質が低いと集客にはつながりません。
インスタグラム広告配信の際はリンク先のLPなどにも気を配りましょう。

 

まとめ

今回はインスタグラム広告の出し方や注意点についてご紹介してきました。

アクティブユーザーがどんどん増えているインスタグラムで広告を正しく活用すれば、大きなブランディング効果やコンバージョン効果が見込めるでしょう。

ただし、インスタグラム広告出稿の際は、
事前に広告で達成したい目的やペルソナ設定などを明確に行い、スムーズに出稿作業ができる準備を整えておきましょう。

また、広告クリエイティブ自体の内容や
リンク先のLP品質
など細かいところにも気をつけながら、確実に効果の出るインスタグラム広告を配信するように心がけましょう。

インスタグラム広告の費用相場はどのくらい?課金方法についても解説

2019年6月時点で利用者数が3300万人を突破し、勢いに乗っている「インスタグラム」。

そしてそんなインスタグラムで広告を配信できる「インスタグラム広告」にも現在注目が集まっています。インスタグラム広告を検討する際は、その費用感も事前に知っておくと、安心して運用ができます。

そこで今回はインスタグラム広告の費用について、課金方式や実際に運用するときの費用相場まで幅広くご紹介します。

インスタグラム広告の導入を検討しているが、運用形態によってどう費用が変わってくるのか、そしてどのくらい費用がかかるのか相場まで知っておきたい」という方はぜひご覧ください。

 

インスタグラム広告における費用について

 

 

インスタグラム広告では、「セルフサーブ」方式を導入しています。セルフサーブ方式では自社で予算設定や配信期間などを適宜調整できます。

実はサービス開始当初、インスタグラム広告運用には大量の予算が必要であり、大手企業でないと運用が難しい状況にありました。

しかし、セルフサーブ方式導入により1日100円からと、低予算でも広告配信できるようになりました。

そのため、どんな企業でも予算設定をしっかり行えば効果的な広告配信ができるようになり、今では中小企業など規模を問わずたくさんの企業で利用されています。

また、ブランディングの場合は少し多めに、ターゲットを絞ったコンバージョン目的であれば少なめにと、自社の目的に合わせた予算を組んでおくと効果的な広告配信ができるようになります。

 

インスタグラム広告の課金方法

インスタグラム広告には、主に4種類の課金方法があります。

 

課金方法1:CPC

 

 

「CPC(Cost Per Click)」とは広告が1クリックされるたびに課金される方式のことで、「リスティング広告」など昔からある広告配信サービスでも利用されてきました。

「クリックされた後に自社商品やサービス紹介のLPへ誘導したい」など、まずはクリックしてもらってからコンバージョンへつなげたい広告を配信したいときなどに向いている課金方式です。

 

課金方法2:CPM

 

 

「CPM(Cost Per Mille)」とは、ユーザーにインスタグラム広告が1000回配信される(リーチする)ごとに課金される方式のことです。

広告が配信されるだけで課金されてしまうので、ユーザーが自社に対して有効なアクションを起こさなくても料金がかかるデメリットもあります。しかし「自社の認知度を高めたい」など、潜在顧客から見込み客を創出する目的などで利用すれば、大きな効果を上げられるでしょう。

また、魅力的な広告を作成すれば、いくらクリックされたりコンバージョンにつながったりしても課金されないので、最終的なコストパフォーマンスはCPCなどの他の課金方式に比べて高くできる可能性もあります。

 

課金方法3:CPI

 

 

「CPI(Cost Per Install)」とは、広告で紹介したアプリが1インストールされるたびに課金される方式のことです。

一般的な商品やサービスと比較して、この方式を選択する可能性は少ないかもしれません。しかし、アプリのインストールについてのインスタグラム広告を出す際には、アプリのインストール広告に特化したこの広告を選べば、予算管理を最適化できるでしょう。

インスタグラムはスマホで撮影した写真や動画をその場で投稿するという使い方がメインのツールです。つまり、インスタグラムはスマホで利用するユーザーが多く、インスタグラム広告とユーザーのタッチポイントもスマホ経由になりやすいといえます。

「インスタグラム広告を見る→興味があればその場でアプリのインストールを行う」というサイクルが成立しているので、CPI課金方式を選べば高いコストパフォーマンスを望めます。

 

課金方法4:CPV

 

 

「CPV(Cost Per View)」とは動画広告を掲載している場合、その動画の再生時間によって課金される方式のことです。

実際に動画が再生されたら課金されるので、「この動画をまずは再生してもらって、リンク先のLPで商品購入やサービス登録などにつなげたい」といった用途に向いている課金方式です。
ちなみに動画広告ではこのCPVと、先ほどご紹介したCPMから課金方式を選べます。

CPMはブランディング用の広告、CPVはコンバージョンにつなげたい広告の配信に向いています。インスタグラム広告で動画広告を掲載するときは、自社のマーケティング戦略に合わせて適切な課金方式を設定しましょう。

 

インスタグラム広告の費用相場と代理店やインフルエンサー依頼する場合の費用について

ここからは、実際にインスタグラム広告の費用相場を以下のパターンに分けて説明します。

・自社で運用する場合
・代理店に依頼する場合
・インフルエンサーに依頼する場合

 
それぞれのパターンの費用相場を確認しておきましょう。

 

インスタグラム広告の費用相場

 

 

まずは自社で運用を行う場合のインスタグラム広告の費用相場についてです。

最低100円から運用可能ですが、これでは予算が少なすぎるので高い宣伝効果は望めません。企業としてインスタグラム広告の運用を行うときは、最低でも日額1000円、月額換算で3万円ほどの予算を捻出しておきましょう。

また広告運用の際は「ABテスト」のように、複数の広告を配信してどの広告が最もコストパフォーマンスが高いか分析する視点も重要です。

インスタグラム広告でABテストを行う際は、1つあたりにかかる掲載費が日額1000円として×3の3000円、月額換算で9万円~10万円ほど予算があると安心でしょう。

 

代理店に依頼した場合

 

 

「自社では広告運営のノウハウや時間がないので、広告代理店にインスタグラム広告運用を代行して欲しい」という方針の企業も存在します。その場合、通常の広告費に加え、運用手数料として平均20%ほどの追加料金が発生します

この平均20%の追加料金を「プロが運用してくれているから、手間賃としては安い」と思うのか、「自社で運用した方が安上がりだ」と思うのかは企業次第です。

ただし、一番重要なのは「どれだけ広告に費用がかかるか」ではなく、「どう効果的に広告を配信して、宣伝効果を上げるか」という点です。

広告代理店にインスタグラム広告運用代行を依頼する際は、実績面やサポート面などでも代理店が自社に合っているのか確認した上で依頼しましょう。

 

インフルエンサーに依頼した場合

 

 

インフルエンサー(要は「インスタグラマー」)に依頼して、インスタグラム広告を掲載するという方法もあります。この方法は最近注目を浴びている広告配信方法で、インスタグラマーのファンをそのまま自社のターゲットユーザーとして取り込んで広告配信ができます。

インフルエンサーに広告掲載を依頼する場合は、インフルエンサーが獲得しているフォロワー1人あたり平均5円ほどの費用がかかります。例えば、1万人のフォロワーがいるインフルエンサーに広告掲載を依頼するときは、5円×1万人=5万円の費用がかかります。

この金額はインフルエンサーの知名度や、掲載して欲しい商品やサービスの内容などによって異なります。また、「いいね!」やコメントなどに対して課金を行うケースもあるので、事前の料金確認は大切です。

ちなみに代理店に依頼してインフルエンサーへのインスタグラム広告掲載を仲介してもらう方法を取る場合は、代理店にも手数料を払わないといけないため、注意しましょう。

 

運用方法は費用と効果のバランスから考える必要がある

自社で広告を出すのか、それとも広告代理店やインフルエンサーに依頼するのかは、費用と効果のバランスから決める必要があります。

自社ですでに広告運用経験があり、効果も上がっている場合はインスタグラム広告の運用を外注する必要性は小さいでしょう。

しかし、インスタグラム広告の運用についてのノウハウがない、または今までより高い宣伝効果を上げたいという場合は、広告代理店やインフルエンサーに依頼する方が得策といえます。

まずは掲載したい広告に合わせた「ペルソナ」設定や達成したい目標決め、費用上限などを考え、その上でどのようにインスタグラム広告を運用していくのか決めると安心でしょう。

 

まとめ

今回はインスタグラム広告の費用相場や課金方式について解説してきました。

インスタグラム広告では自社の広告内容や、CPCやCPMなど目的に合った課金方式を設定することで、最大限のコストパフォーマンスを発揮できます。ぜひ自社に合った課金方式を設定してください。

またインスタグラム広告を運用する際は、自社での運用、広告代理店やインフルエンサーに外注するなど、いくつか方法があります。運用方法を決定するためにも、インスタグラム広告では目標決めやペルソナ設定など、予算以外の準備もしておきましょう。

(保存版)インフルエンサーになるには?成功するための5つの基本

SNSの普及によりインフルエンサーの人口は増えています。

そのため、「自分も影響力を高めて、人気になりたい」と考える人も少なくありません。とはいえ、インフルエンサーになるための方法がわからず、何から手をつけようかと頭を抱える方もいることでしょう。

そこで今回は「インフルエンサーになるための方法」についてご紹介します。3分程度で読み終えるうえに、すぐに実践できる内容ばかりです。インフルエンサーを目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

インフルエンサーになるにはSNSを始めるところからスタート

 

 

インフルエンサーになるには、SNSを始める必要があります。情報を発信するための大切な手段だからです。

現実世界で自分が声をあげたとしても目にとめてくれる人は限られています。一方でSNSを活用すれば、不特定多数の人に対して自分の意見を届けるのも難しくはありません。全世界の人々に情報を発信することもできます。

SNSを上手に運用すれば多くのフォロワーを抱えることができます。トップクラスのインフルエンサーは、数万人のフォロワーを抱えています。フォロワーが多ければ多いほど影響力が高まり、インフルエンサーとしての知名度もあがるでしょう。

 

インフルエンサーで成功するために押さえておきたい、5つの基本

 

 

①自分にあったSNSを選ぶ

 

 

インフルエンサーとして影響力をつけるには、自分にあったSNSを選ぶのがポイントです。

媒体によって特徴がさまざまだからです。SNSの1つであるTwitterは140文字以内の短い文章を発信します。リツイートを活用すれば、多くの人に情報を拡散するのも難しくありません。そのため言葉で情報を伝えるのが得意な人にはおすすめのSNSです。

また、Twitterと並ぶほど人気な「インスタグラム」は、写真投稿をベースとしています。魅力的な写真や動画をアップすれば、多くの人にフォローしてもらえるかもしれません。人気インスタグラマーの渡辺直美さんも、自身の面白い画像を投稿し800万人以上のフォロワーを抱えています。SNSによって機能の特徴はもちろん違いますし、アプローチできる層も異なります。発信の目的や情報を届けたいターゲットに合わせてSNSを選択しましょう。

 

②自分の得意な分野を確認する

 

 

SNSで情報を発信する前に、自分の得意分野を確認することも大切です。

すでに知識が豊富なジャンルであれば、魅力的なコンテンツを届けることができるでしょう。自分にとっては「当たり前」な情報でも、他の人にとっては初めて知る内容かもしれません。投稿がマニアックであればあるほど多くの人の注目を集めます。

例えば趣味が筋トレであるなら、筋肉やトレーニングに関する知識や食生活、体調管理についてのノウハウを持っている人もいるでしょう。これらの情報は筋トレに興味のある方にとっては、価値のある情報になります。結果的にフォロワーが増えインフルエンサーとなるのも夢ではありません。

また、自分の好きな分野であれば、情報発信を楽しむことができます。興味のある内容であれば自然と熱量をもってSNSを運用でき、発信活動の継続にもつながります。挫折しないためにも、得意で好きな分野を選ぶことがおすすめです。

 

③競合やユーザーのリサーチを行う

 

 

情報発信をする際は、競合やユーザーのリサーチを徹底的に行うこともポイントになります。

ライバルが強ければ、インフルエンサーとして人気を集める難易度はあがります。自分が発信したいジャンルで、すでに知名度の高い人がいると「二番煎じ」のように思われる恐れもあります。そのため短期間でインフルエンサーを目指すなら「市場選び」は重要です。需要がある一方で、発信者が少ない分野を選ぶのも1つの方法といえます。

競合インフルエンサーは、ライバルである一方で大切な「情報源」です。ライバルが発信している情報は世間的に需要があるのかをチェックできます。人気のあるコンテンツが見つかれば自分も便乗して発信するのも難しくありません。効率的にフォロワーを集められます。早く影響力をつけたい場合は、競合インフルエンサーの投稿内容と、ユーザーの反応は確認しておくといいでしょう。

 

④ただ投稿するのではなく戦略を考える

 

 

多くの人からの人気を集めるには、戦略的に情報を発信する必要があります。やみくもに投稿し続けてもフォロワーが増えない可能性があります。ユーザーのニーズに応えて発信しなければ、拡散もされず注目を浴びるのも難しいといえます。

「どのようにすれば知名度があがるのか」という戦略を練ってから投稿活動を行いましょう。

例えば、投稿の時間帯や更新頻度を見直すのも1つの方法です。ユーザーが目にする時間帯に定期的に発信すれば、多くの人に投稿が見られる可能性があります。ハッシュタグを工夫すれば、ユーザーの検索時に投稿がヒットするかもしれません。

また、投稿の閲覧数を稼ぐには、有名人とコラボするのも有効な手段の1つです。他のインフルエンサーのフォロワーから自分をフォローしてもらえる場合もあります。また短期間で知名度をあげられる可能性もあります。

より多くの人に知られたい場合は、複数の媒体をつかって拡散するのも良いでしょう。投稿の通知をさまざまな媒体で発信すれば、相乗効果が生まれ、フォロワーの増加が期待できます。

 

⑤分析・改善を行う

 

 

インフルエンサーになるには、SNSの分析や改善を行う必要もあります。何も考えずに投稿を続けてもフォロワーは集まりません。「いいね」の数やフォロワーの年齢層もチェックして発信する情報を考えます。

人気の投稿があれば「人気の理由」を分析し今後の発信活動に活かしていくのです。試行錯誤を繰り返すことで、ニーズのあるコンテンツを継続的に提供できるようになります。価値のある情報をユーザーに届けられれば、自然とシェアされフォロワー数も増えるでしょう。仮説と検証を繰り返し、コツコツと努力するのがインフルエンサーになるための近道だといえます。

 

まとめ

インフルエンサーになるには、SNSを上手に活用することが大切です。

世間的に求められ、かつ自分の好きな分野の情報を発信すれば、楽しく継続して活動できます。

また、競合インフルエンサーや自分の投稿を分析し、検証を繰り返せば自然とフォロワーは集まるはずです。今回ご紹介した内容をおさえて、多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーを目指してみてはいかがでしょうか。

インフルエンサーってそもそも何?定義や種類を解説

 

「インフルエンサーがビジネスに大きな影響を与えている」このようにいわれるケースも多いように、インフルエンサーは急激に注目を集めています。企業が商品やサービスを広げるための、広告手段の1つといってもいいでしょう。

とはいえ、インフルエンサーの具体的な概要がわからないといった方も多いと思います。名前は聞いたことがあっても、語源や人気の理由まで知らないという人もいるでしょう。

そこで今回は「インフルエンサー」をテーマに定義や種類まで徹底的にお伝えします。インフルエンサーについての知識をつけたい人はぜひ参考にしてみてください。

 

インフルエンサーの定義と語源

 

 

最初に「インフルエンサー」の意味について理解しましょう。正しい知識を身につけることができれば、Webマーケティングにも活用できます。具体的には次の流れでご説明します。

・インフルエンサーは「購買」に影響を与える存在
・インフルエンサーマーケティングは効果的な集客手段の1つ
・インフルエンサーの語源について
・インフルエンサーにはさまざまな種類がある

 
それぞれわかりやすくご紹介します。

 

インフルエンサーは「購買」に影響を与える存在

 

インフルエンサーとは「購買に大きな影響を与える人」を意味します。人々の購買行動を左右するきっかけといってもいいでしょう。

インフルエンサーの意見により、消費者の行動が変化します。1つの商品を有名人が「すばらしい」といえば、国民も商品を魅力的に感じるケースも多いと言われます。一方でネガティブなコメントをしたら、商品自体のイメージも悪くなる場合もあります。このように商品やサービスの印象を変えるのが、インフルエンサーの影響力といえます。

従来、インフルエンサーといえば、メディアに露出する芸能人が代表的でした。雑誌やテレビCMなどにおいて、タレントを起用して購買促進を狙うという手法です。一方でSNSが普及した現代では、インターネット上のインフルエンサーも急増しています。1人で数十万人~数百万人以上のファンを抱える人も存在しています。拡散力の高いWeb上のインフルエンサーの持つ影響力は計り知れません。

 

インフルエンサーマーケティングは効果的な集客手段の1つ

 

 

人々の購買行動を左右することもあり、マーケティングの分野でも注目を集めています。インフルエンサーを上手に活用すれば、効果的な集客につながるからです。

自社の商品やサービスのイメージにマッチしたインフルエンサーを起用し、PRを行う企業も増えてきました。なかでもSNS上のインフルエンサーを活用した方法は、コストパフォーマンスに優れています。テレビCMを制作する場合は、多額の広告費がかかるため、インフルエンサーに宣伝を依頼したほうが、低価格で多くの人に認知できるケースも少なくありません。

 

インフルエンサーの語源について

インフルエンサーという言葉は英語の「influence」が語源になっています。影響や勢力を意味する言葉で、「influencer」と表記すると「影響を与える人」といった意味になります。
したがってインフルエンサーには厳密な定義はありません。購買行動を左右するほどの影響力を持つ人であれば、インフルエンサーといえます。タレントや芸人だけでなく、Youtuberやブロガーもふくまれます。

 

影響力の強さで分類される!インフルエンサーの3つの種類

 

影響力の強さによって「インフルエンサー」を分類することができ、具体的には次の3つに分類することができます。

・ナノインフルエンサー
・マイクロインフルエンサー
・トップインフルエンサー

 
ここではそれぞれについて解説していきます。

 

ナノインフルエンサー

ナノインフルエンサーとはフォロワー数が数千人~1万人未満の人を指します。

フォロワー数が少ないからこそ、小さな市場に大きな影響を与えるのが特徴的です。ナノインフルエンサーをPRで活用するメリットとしては、狙いを定めたアプローチができることです。フォロワー数が少ない分、ターゲットに対してピンポイントな宣伝効果を期待できます。情報を届けたい層が明確に決まっている際には、有効な手段の1つでしょう。

 

マイクロインフルエンサー

マイクロインフルエンサーとは1万人~10万人程度のフォロワーを抱える人のことです。

ナノインフルエンサーに比べて影響力が強く、購買行動にも大きな影響力を持っています。専門的なジャンルにこだわって情報発信をする人が多く、根強いファンを抱えているのも特徴的です。

フォロワーとの信頼関係を築き、コミュニティを運営しているケースも少なくありません。「いいね」や「コメント」などエンゲージメントの獲得率が高く、企業のプロモーションでも大きな力を発揮します。自社の商品やサービスにマッチした投稿を多くしているマイクロインフルエンサーを活用することで、効果的に認知度を上げることが期待できます。

 

トップインフルエンサー

トップインフルエンサーとは100万人以上のフォロワーを持つ人を指します。最も影響力の強いインフルエンサーといえるでしょう。

有名タレントやブロガーなどが該当します。インスタグラムでは800万人以上のフォロワーを抱える渡辺直美さん、YouTubeでは700万人以上の登録者を抱えるヒカキンさんなどが有名です。世間からの認知度も高く、購買に強い影響を与えます。商品やサービスのジャンル問わず、消費者の行動を左右するきっかけとなります。

知名度が高いこともあり、広告として起用する際はコストがかかるケースも多いですが、幅広い層に対して大規模に宣伝したい場合は、トップインフルエンサーを活用するのもいいでしょう。

 

インフルエンサーが世間に求められる3つの理由

 

インフルエンサーが世間に求められる理由は次の3つです。

・SNSから情報を得る消費者が増えた
・SNSが広告手段の1つとして認知され始めた
・インフルエンサーマーケティングが普及している

 
それぞれの理由について、簡潔にご説明します。

 

SNSから情報を得る消費者が増えた

 

 

物を買うときに、SNSからの情報を判断材料にする消費者が増えたことは、インフルエンサーの需要が増えている理由の1つです。

消費者はTwitterやInstagramの投稿をもとに、商品の評判をチェックします。リアルな口コミをもとに、購入するか判断するのです。評判のよい商品があれば購入し、批判が多ければ購入しません。

 

インフルエンサーの投稿も消費者の購買行動を左右する大きな要因です。有名人が自分のSNSを活用し、消費者として商品やサービスを紹介するケースも少なくありません。インフルエンサーのフォロワーが多いほど、商品の認知度アップにつながります。

 

SNSが広告手段の1つとして認知され始めた

 

 

SNSが広告手段として認知され始めたのも、インフルエンサーが求められる理由だといえます。

ソーシャルメディアは今まで「コミュニケーションの場」としか認知されていませんでした。一方で、今では情報を届けたいターゲットへピンポイントに宣伝できることから、効率よくターゲットにアプローチするための「プロモーション」としての活用が注目されています。

性別、年齢、趣味趣向にあわせて宣伝ができるので、効率よく商品やサービスを認知させられます。狙っているターゲットを「ファン」として抱えているインフルエンサーの起用は、重要な広告手段の1つとなるのです。

 

インフルエンサーマーケティングが普及している

 

 

インフルエンサーマーケティング自体が普及し始めたのも求められる理由の1つです。

今までは企業が消費者に直接アプローチをするのが一般的でした。「マスアプローチ」と呼ばれる手法です。一方で現代では多くの人々がSNSを利用するようになり、インフルエンサーを活用した「コミュニティアプローチ」が注目を集めています。特定のターゲットに効率よく商品やサービスを認知させられるのが特徴です。

インフルエンサーマーケティングの重要性が見直され、代理でマーケティングを行う企業も少なくありません。施策自体のプランニングを行う会社から、インフルエンサーの選定や交渉までディレクションする企業などさまざまです。また、自社の商品やサービスにマッチするインフルエンサーを自分で選べるプラットフォームを提供している企業もあります。

 

まとめ

インフルエンサーとは「influence」が語源で「購買活動に大きな影響を与える人」を意味します。影響力の大きさによって分類することができ、様々な特徴を持ったインフルエンサーが頭角を現しています。

自社の商品やサービスを認知させるために、目的やターゲットにあわせてインフルエンサーを選ぶ企業も増えています。

また、インフルエンサーのキャスティングなど、インフルエンサーマーケティングの代行をする企業も少なくありません。このようにインフルエンサーはビジネスシーンに大きな影響を及ぼすようになりました。インフルエンサーを目指す場合は、まずは概要や知識を身につけてからどのような情報を発信していくのか考えるようにしましょう。