小学生のなりたい職業に「YouTuber」がランクインするほど身近な存在になった、ネット配信者。
もちろん小学生だけではなく大人にも人気があります。
コロナ禍で外出が制限される今、ライブ配信は非常に人気があります。
ネット配信のみで生計を立てられるような人気者もいれば、副業として稼いでいる人も多く、収益を出せるコンテンツとして注目が集まっています。
この記事では、そんなインフルエンサーとして稼ぐのにおすすめなSNS・LIVE配信アプリをご紹介します。
配信をやってみたいけどどれがいいのか迷っている、という方はぜひ参考にしてください。
配信以外のコンテンツも!王道SNS・アプリ
インフルエンサーとして有名になりたいけど知名度が低いアプリでは不安、という方にお勧めなのが次の王道SNS・アプリです。
メインコンテンツの他にライブ配信機能もあるので、多角的に活動することができます。
【1】Instagram
Instagramは画像投稿SNSで、全体的におしゃれな雰囲気が特徴です。
インスタ映えする写真が人気で、写真だけでなくイラストの投稿も多くされています。
色々な分野に手を出すよりも、テーマを決めてそのテーマに特化したアカウントにすることがおすすめ。
画像投稿だけでなく『ストーリー』や『IGTV』を活用すると受けが良いでしょう。
フォロワーが5,000人を超えるとメーカーから『ギフティング』の依頼が来ることがあります。
1万人を超えると『アフィリエイト案件』の依頼も増えてきます。
メーカーからの依頼を受けたら誠実に仕事をこなすべきですが、あまりに露骨なステマはフォロワーに嫌われるので、いいバランスを保つようにしましょう。
Instagramのライブ配信は誰でも行うことができます。
投げ銭システムは『バッジ」と呼ばれ、120円・250円・610円が用意されています。
1回の配信で1度しか買うことができないので、他の配信アプリと比べるとあまり稼げません。
換金率も公表されておらず、情報も出ていないのでどれだけ配信者に入るのか不明です。
- 向いている人:企業案件で稼ぎたい人、フォロワーが多い人、画像投稿に自信がある人
- 向いてない人:配信だけで稼ぎたい人
【2】YouTube
YouTubeは動画投稿サイトで、主な収入源は動画の広告収入です。
広告収入には条件があり、以下の4つをクリアしなければなりません。
- 直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上であること
- チャンネル登録者数が1000人以上であること
- 投稿者の年齢が18歳以上であること
- 投稿動画が広告掲載に適したコンテンツであること
以上のことを満たせば投稿動画に広告をつけることができます。
ただし広告1再生あたりの報酬は平均0.1円と言われており、10万再生でやっと1万円になります。
0.1円よりも高い広告はありますが、何よりも再生数を増やさなくてはなりません。
広告収入の他には企業とのタイアップ、アフィリエイト案件、メンバーシップがあります。
YouTubeのライブ配信は制限がないので、誰でも気軽に始めることができます。
ただし投げ銭を利用するには広告と同じく、「直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上であること」「チャンネル登録者数が1000人以上であること」「投稿者の年齢が18歳以上であること」が条件です。
投げ銭はスーパーチャット(スパチャ)と呼ばれ、100円~5万円の投げ銭を送ることができます。
YouTubeは広告収入を目的に活動している人がたくさんいます。
そういったライバルに負けないように面白い動画を作り、ファンを増やせるかどうかが重要です。
- 向いている人:広告収入で稼ぎたい人、動画に自信がある人
- 向いてない人:配信だけで稼ぎたい人
【3】TikTok
TikTokは若者を中心に人気になっている動画投稿SNSです。
1動画あたり最大3分と短い動画で、YouTubeのように編集技術がなくても気軽に投稿できることが人気です。
YouTubeのように広告収入を得ることができないので、アフィリエイト案件や企業案件で稼ぐ必要があります。
短い時間でいかにインパクトを残せるか、好印象を持ってもらうかが重要です。
YouTubeに誘導し、そちらで広告収入を得る方法もあります。
TikTokのライブ配信をするには条件が設けられています。
ただし明確な条件は公表されておらず、フォロワーが1000人以上であれば問題なく配信できると言われています。
投げ銭はあらかじめポイントを購入し、ポイントに応じたアイテムを送る形式です。
1ポイント約2円で、アイテムは1~2020ポイントのアイテムが用意されています。
投げ銭機能は20歳以上の人しか利用できないので、利用年齢層が10~20代のTikTokではたくさん投げ銭をもらうのは難しいかもしれません。
- 向いている人:企業案件で稼ぎたい人、子供・学生人気を目指す人
- 向いてない人:配信だけで稼ぎたい人
ファンを付けて投げ銭をもらうおすすめ配信アプリ
ここから、ライブ配信をメインに活動したい方向けのアプリをご紹介します。
【4】17Live(イチナナ)
17Live(イチナナ)は台湾発のライブ配信アプリです。
主な収入源はリスナーからの投げ銭(ギフト)なので、投げ銭に対してのリアクションやお礼をしっかりして、プレゼントしたいと思ってもらえる配信にしましょう。
台湾発のアプリだけあって日本人以外の利用者が多いので、簡単な英語や中国語を話せると受けが良いでしょう。
換金率は公表されていませんが、13~50%ではないかと言われています。
イチナナでは定期的にイベントやオーディションが行われているのが特徴です。
参加して良い成績を残せばその分稼ぐことが可能ですし、そのままCDデビューやアイドルデビューすることも夢ではありません。
配信者以上の夢を持っているならイチナナがおすすめです。
- 向いている人:グローバルに活躍したい人、配信者以上の夢がある人
- 向いてない人:ユーザー数が少ないアプリで活躍したい人
【5】Pococha(ポコチャ)
Pococha(ポコチャ)はDeNA(ディー・エヌ・エー)が運営する、日本産のライブ配信アプリです。
換金アイテムのダイヤは以下の2種類の方法で獲得できます。
- 視聴数・いいね数・コメント数・アイテム数から算出された応援ポイントに応じて獲得できる「盛り上がりダイヤ」
- 配信時間に応じて獲得できる「時間ダイヤ」
ポコチャは投げ銭で直接的な収入を得るわけではありません。
課金アイテムをプレゼントしてもらうことは、応援ポイントを増やすために重要ではありますが、視聴数・いいね数・コメント数といった無課金ユーザーからの人気も重要視されます。
また「時間ダイヤ」は細かい条件はありますが、配信時間に応じて獲得できるため、人気が低くても定期的に配信を行っていれば収入を得ることができます。
毎日2.5時間以上の配信時間を確保できれば上手に稼げるでしょう。
- 向いている人:毎日2.5時間以上の配信ができる人、投げ銭以外で収入を得たい人
- 向いてない人:不定期・短時間で稼ぎたい人
顔出ししなくてもOKな配信アプリ
顔出ししなくてもライブ配信ができるアプリをご紹介します。
副業として配信活動したいため顔出しNGな方や、インターネット上に顔や部屋を映すのは抵抗がある方におすすめです。
【6】Spoon(スプーン)
Spoon(スプーン)は音声だけで始められる、個人ラジオ配信アプリです。
顔出ししなくて良いので、プライバシーを守りながら配信することができます。
ラジオなのでトーク力が求められますが、イケボや声真似でも人気を得ることができます。最も利用される時間帯は21時~0時で、寝落ちするまで配信を聞きたいというリスナーが多く、まったりした配信が人気です。
収入方法はリスナーからの投げ銭で、換金率は10~40%と言われています。
配信者同士で競うイベントなどがないため、配信1回あたりの稼ぎは他アプリと比較すると少なめです。
しかし、顔出ししなくていいので配信準備はほとんどなく、気軽に始められるので副業におすすめです。
- 向いている人:まったり配信したい人、声やトークに自信がある人
- 向いてない人:顔出しで活躍したい人、配信メインで稼ぎたい人
【7】IRIAM(イリアム)
IRIAM(イリアム)とは、顔出し不要でVtuberとして配信を行うライブ配信アプリです。
アバターを作るためにイラストが必要ですが、自分で描いても良いですし、『SKIMA』などのコミッションサービスに発注してもOKです。
グリーンバックなど環境を用意する手間がなく、スマホさえあればVtuberとして活動することができます。
換金率は公表されていませんが、一般ライバーなら20%、公式ライバーはそれよりもう少し高いと言われており、少々低めの設定です。
アバターとなるキャラクターに力を入れること、キャラクターに合うボイスにすることが重要です。
イケボ、カワボは意識的にするようにしましょう。
また、イリアムはリスナーとの距離が近いことが特徴で、配信者にリアルな恋をして応援してくれるという層も多いです。
過度な贔屓はよくありませんが、ギフト贈ってくれることも多いので、異性のファンを大切にするようにしましょう。
- 向いている人:Vtuberとして活動したい人、声やトークに自信がある人
- 向いてない人:アニメに抵抗がある人、顔出しで活躍したい人
気軽に副収入を得るためにSNS・LIVE配信アプリはおすすめ
インフルエンサーとして稼ぐのにおすすめなSNS・LIVE配信アプリをご紹介しました。
ほとんどのアプリがスマホ1台で始められるので、気軽に収入を得ることができます。
各アプリによって細かいコツは違いますが、人気になって収入を上げるためには、継続することが重要になってきます。
始めたばかりは知名度も低いので収益も低いですが、定期的に配信を続けていくことでファンが増え、収入も増えていくでしょう。
とにかく始めるのは簡単なので、副収入が欲しいにSNS・LIVE配信アプリはおすすめです。