YouTuberになりたい!事務所に所属するにはどうすればよい?

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youtuberの事務所に所属したい

有名YouTuberの多くは、コンテンツ制作をサポートしてくれる事務所に所属しています。

事務所に所属するにはどうすればよいのでしょうか。このページでは、YouTuberが事務所に所属する方法と事務所に所属するメリット・デメリットを解説しています。以下の情報を参考にすることで、事務所に所属するため何をすればよいかがわかるはずです。

YouTuberの事務所にどうやったら入れる?

YouTuberの事務所に所属するにはどうすればよいのでしょうか。具体的な方法と事務所の役割を解説します。

事務所はYouTuberを募集している

YouTuberが所属している事務所の多くは、YouTuberを公式サイトなどで募集しています。

大手事務所はYouTuberを募集していないといわれていますが、公式サイトを確認すると大手事務所もYouTuberを募集しているところがあります。事務所に所属したい方は、所属したい事務所の公式サイトを確認するとよいでしょう。

ただし、応募すればすべての方が所属できるわけではありません。基本的には、審査に通過する必要があります。

人気YouTuberはスカウトされることも

事務所の中には、すでに人気を獲得しているYouTuberなどをスカウトしているところもあります。

スカウトの基準とされているのが、公開されているコンテンツの品質とチャンネル登録者数です。審査を受けたくない方は、質の高いコンテンツを公開して実績を積み重ねるとよいかもしれません。

事務所の役割・業務

YouTuberが所属している事務所は、MCNに分類されます。MCNとは、「Multi-channel Network」のこと。YouTubeの定義によると、MCNは以下のようなサービスプロバイダです。

マルチチャンネル ネットワーク(MCN)とは、複数の YouTube チャンネルと提携し、視聴者の開拓、コンテンツのプログラミング、クリエイターのコラボレーション、デジタル著作権管理、収益化、営業などを含むサービスを提供するサードパーティ サービス プロバイダです。

出典:YouTubeヘルプ:マルチチャンネル ネットワーク(MCN)の概要(YouTube クリエイター向け)
https://support.google.com/youtube/answer/2737059?hl=ja

大手事務所といわれるUUUMやVAZなどもMCNに分類されます。

MCNに分類される事務所は、YouTuberのコンテンツ制作サポートや収益の管理、営業活動などを行ってくれます。

YouTuberが所属する事務所の紹介と入り方

有名YouTuberが所属する大手事務所に所属するにはどうすればよいのでしょうか。各事務所の入り方を紹介します。

UUUM

Hikakinさんやはじめしゃちょーさんなどが所属する大手事務所です。

UUUMに所属するYouTuberは、専属クリエイターとネットワーククリエイターにわかれます。専属クリエイターとは、Hikakinさんに代表されるトップYouTuberのこと。ネットワーククリエイターとは、トップYouTuberを目指すYouTuberのこと。現在、UUUMは、公式サイトでネットワーククリエイターを募集しています。

専属クリエイターになるには、ネットワーククリエイターとして実績を積む必要があるといえるでしょう。

ちなみに、水溜まりポンドさん、カリスマブラザーズさんなどは、ネットワーククリエイターから専属クリエイターへ上り詰めたYouTuberです。ネットワーククリエイターの審査は、YouTubeチャンネルを持っている方であれば誰でも受けられます。

ネットワーククリエイターとして所属する場合、YouTube Adsense収入が5,000円を超える方は、500円の手数料を払わなければなりません。

Kiii

ラファエルさんやブライアンさん、きまぐれクックさんなどが所属している大手事務所です。

Kiiiに所属するYouTuberもKiii所属とKiii cube所属にわかれます。ラファエルさんなどのトップYouTuberはKiii所属です。これからトップYouTuberを目指すルーキーYouTuberはKiii cube所属となります。Kiii cube所属のYouTuberは、チャンネル登録者数が10万人を超えるとKiii所属となります。

わかりやすい基準が示されているので、モチベーションを保ちやすいといえるでしょう。

Kiiiは、公式サイト内でKiii cubeに所属するYouTuberを募集しています。応募方法は、公式サイトでエントリーして審査を受けるだけです。審査では、開設済みのYouTubeチャンネルが必要になります。所属にあたり費用はかかりません。

VAZ

テオくんやまあたそなどが所属している大手事務所です。残念ながら現在はYouTuberを募集していませんが、過去には、「VAZ次世代オーディション2017」を開催した実績があります。このときに募集されていたのは、トーク力や企画力に自信のある女性クリエイターです。所属したい方は公式サイトをこまめにチェックするとよいかもしれません。

チャンスを待てない方は、株式会社VAZのお問合せ窓口から次回オーディションの予定などを確認するとよいでしょう。

YouTuberの事務所に入るメリット

YouTuberが事務所に所属することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。事務所に所属することで得られるメリットを解説します。

コンテンツ制作のサポートを受けられる

事務所に所属することで、動画配信に使用する画像や音楽の提供、動画撮影・動画編集の補助などを受けられるようになります。

YouTuberは、コンテンツを制作するにあたり「企画・出演・撮影・編集」を1人で行う個人放送局のような存在です。事務所に所属することで、コンテンツ制作にかかる負担を減らせます。

企業への営業活動

所属事務所が、YouTuberに代わり企業へ営業活動を行ってくれます。所属事務所がタイアップ案件を獲得してくれるのです。営業活動や企業との交渉にかかる時間を、コンテンツ制作に充てられる点も事務所に所属するメリットといえるでしょう。

人気YouTuberとの共演

同じ事務所に所属する人気YouTuberなどとの共演のチャンスも生まれます。人気YouTuberと共演することで、これまでとは異なる視聴者を獲得できるなどのメリットがあります。

グッズ販売などを管理してくれる

事務所が、グッズ販売やファンクラブの組織などを行ってくれることもあります。YouTube以外の収入源を得られる可能性がある点も、事務所に所属するメリットといえるでしょう。

法律面や税務面のサポートも受けられる

事務所によっては、法律面や税務面のサポートも行っています。例えば、コンテンツ内容について専門家に相談できる、確定申告について専門家に相談できるなどです。事務所に所属すれば、コンテンツ制作以外にかかる時間を大幅に減らせるかもしれません。

YouTuberの事務所に入るデメリット

YouTuberが事務所に所属することにはデメリットもあります。具体的に、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

広告収入の一部を支払う

最も大きなデメリットといえるのが、広告収入の一部を所属事務所へ支払わなければならないことです。

具体的な割合は契約内容により異なりますが、広告収入の1~3割程度を支払わなければならないといわれています(ケースで大きく異なります)。受けられるサポートと費用のバランスを考えて、所属する必要があるといえそうです。

誰でも所属できるわけではない

誰でも所属できるわけではない点にも注意が必要です。事務所はビジネスとしてYouTuberをサポートしているため、基本的に収益がある、あるいは将来性があると見込めるYouTuberしか所属を認めません。正式に所属するには、厳しい審査があることを理解しておく必要があります。

裁量の範囲が狭くなる

事務所に所属すると、これまで通りと同じというわけにはいかなくなります。

多くの人が関わるようになるので、基本的に自分で決められる範囲は狭くなると考える方が良いでしょう。場合によっては、タイアップ案件など、気乗りしない仕事をこなさなければならないこともあります。

YouTuberが事務所に所属するメリットは大きい

YouTuberが所属する事務所の多くは、新たに所属するYouTuberを募集しています。

ただし、すぐに専属とはいかないケースが少なくありません。応募は契約内容などを確認してから行いましょう。YouTuberが事務所に所属するメリットは、コンテンツ制作のサポートを受けられる、企業への営業活動を代行してもらえるなどです。事務所に所属することで、コンテンツの充実や収入アップを目指せます。

対するデメリットは、広告収入の一部を支払わなければならないことです。基本的には、デメリットよりメリットの方が大きいと考えられます。YouTuberとして本格的に活動したい方は、事務所所属を目指してみてはいかがでしょうか。

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